holistic.space.luna | 日記 | 体験記

千葉市在住Ａさんの手記であり、ご本人の承諾をいただき、掲載しています。

私は幼児期からの母の虐待・父の家庭無関心その他もろもろの理由で
精神科・心療内科もあちこち通いましたが抗鬱剤や睡眠薬だけで結局、根本解決にはなりませんでした。
母親の強烈な人格否定のおかけで、自身が誰だか、なぜ生きているのか
わからず、不安定な自己像・少しやさしくされると異常なまでにその人に執着し、ストーカー行為、またはけなされると徹底的にこきおろしたりと対人関係も非常に不安定で、学校生活は苦痛そのもの
社会人になっても仕事も続けることができませんでした。
私の状態をよく知った上で結婚してくれた主人でしたが、やがて主人も耐えきれなくなり家庭生活も崩壊寸前でした。
私のあまりの不安定さに耐えきれず、血みどろの暴力沙汰になり殴られました。そして年月が過ぎて行くとどんどんエスカレートしていき最後はイスで殴られたり、通院して縫ったりしなければならないくらいになってしまいました。
愛想をつかされ「もういい加減にしてくれ」「疲れた…」「離婚してくれ」と…
崖っぷちの選択でした。
必死にセッションを受けました。深山さんもよく話を聞いて下さり必死に受け止めてくれました。
すべての原因は幼児期(乳児期?)に癒されなかった子供の心でした。主人を親と同一視していたのです。
退行催眠でこの幼児期の心を癒していただき、抱きしめてもらいました。
おいしい食べ物も食べさせてもらって叶わなかった「お母さん」の
やさしさを疑似体験できました。
私の場合は、人格が少しバラバラになっていたようで(統合失調症ではありません)未知の男の子と成人女性(主に活動していたのはこの人格)、癒されなかった幼女と3人いたことが
セッションでわかりました。セッションは二回行いました。
ここちよい深山さんのやさしい声かけに癒され、全人格を統合してもらいました。
今はこの癒されなかった幼女時代のメチャクチャな人格に惑わされることなく、家庭生活もウソのように安定しました。
対人関係も良好であんなにすべてがうまく行かなかったのは、癒されず
満たされずワガママばかり言っていたこの子供の心が原因だったこともわかりました。
また潜在意識に90％近くも感情などが支配されていたことも気づけました。

人格の障害はおいてきてしまった心のつまづきが原因だと感じます。
これは薬では治せません。根本治療にはならず、対処療法だからです…
自分が癒されていないと子供にも安定した環境を与えてあげることが非常に難しくなります。
自分自身が癒されていないので、自分の子供なのにライバル視してしまったり、今まで受けて来た「仕返し」を今度は自分の子供に対してしてしまうのです…
そして潜在意識は社会に出れば対人関係に影響されます。
催眠は直接、潜在意識に働きかけるのでとても効果がありました。
怒りや悲しみの深い感情をさらけ出し、それを癒すことで本当の自分がわかります。
鬱もだいぶ入っていたのですが「本当の自分」がわからず自分にウソをつき
ごまかして過ごして来てしまっていたからでした。
日本の医療ではこの催眠療法は治療方法として認められていないのが非常に残念でなりません。
心のつまづきがあって毎日毎日悩んでいる…進めない…自殺したい…、
苦しい、鬱・人格障害…そんな人ってたくさんいると思います。
ましてやこの苦しみは自分一人だけで解決できるものでもありません。
結局は自分自身で解決しなければならないのですが、それでもやはり助けは必要です…
私も一人だったらいまだに一人で苦しんでぐるぐる同じ所をまわっていたかもしれません…　生まれ変わったような気分です。本当にありがとうごさいます。

ただ体の病気も同じですが、自分で真剣に治そうとしなければ治す事はできないことも実感しました。
自分を治してくれるのはお医者様でも親でもセラピストでもありません。
結局は自分自身だということにも気づけました。




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